考えるマカロニ

atsu-atsuの脳内のシナプスのお遊戯を文章化したものです。

雲の上

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家族で「梼原雲の上の図書館」に行ってきた。

梼原と書いて「ゆすはら」と読む。

高知県の、西の方の、山の方。

隈研吾さん設計の図書館。

入り口で靴を脱ぐのが新鮮。

腰掛けられる段や椅子が其処彼処にあって、

気になる本を見つけて手に取れば、

いつのまにかちょんと腰掛けている自分に気づく。

天井にあしらわれた木の香りも心地良い。

とても居心地の良い図書館でした。

 

翌日、娘が

「雲の上じゃなかったよね。」

と言う。

「梼原雲の上の図書館」というネーミング、

梼原は山なので、それを「雲の上」と言っているんだと思うけど、

3歳の娘は、まっすぐ真実を見つめていた。

そうだね。

雲の上には建ってなかった。

地面の上だった。

 

地面の上図書館。

フンイキも必要なのよぉー。