考えるマカロニ

atsu-atsuの脳内のシナプスのお遊戯を文章化したものです。

きらきら

 

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水でくっつく、不思議なビーズの玩具がある

娘がティッシュにたくさんそれをくっつけてしまって

「もういいや」

もじゃもじゃってして捨てようとしたのを

「待って待って!」

 

ここは大人の経験がものを言う

感覚でどうしたら良いかがわかる

豆腐の空き容器に水を薄く入れて

ティッシュごとビーズを浸す

少しふやけたらティッシュからビーズをはがし

キッチンペーパーで軽く拭いてから

硬く丈夫なプラスチック袋を開いた上にひとつひとつ置いた

 

すると美しいものができた

 

手をべたべたさせながら

ちいさなビーズをひとつひとつ拭いては置く

これこそが無償の愛!

 

愛を差しだしたら、

この世界は美しいものを見せてくれた

ああ、美しいな

 

幼子と過ごすこの時間は

ああ、なんときらきらと

ゆっくりと早く流れていく日々であることよ

 

わたしは今日も贅沢な時間を過ごしている