妻は反抗期
早く寝てねって夫に言われたけど、
起きてる25時半。
おなかは甘いコーヒーでたぷたぷ。
これを書き終わったら、歯を磨くよ。
そしてパジャマに着替えるよ。
それから顔を洗うよ。
にがり水を顔につけるよ。
保湿クリームを塗るよ。
トイレに行くよ。
寝床に行くよ。
目覚ましをかけるよ。
活字を読むよ。
ハンドクリームを塗るよ。
明かりを消すよ。
寝るよ。
ばい ばい
お酒考
ここのところ、酒欲が、ないんですよ、、
お酒を飲みたいという、欲です。
どうもお酒の毒が抜けちゃったみたいで、困ったもんです。
いろんな欲を落っことしながら、人生をずんずん進んでいます。
どんどん身軽になって、
最後は天国に飛んでいくのでしょうか。
昔はお酒が大好きでした。
お酒に頼っていたんですよね。
今はあまり頼る必要がなくなりましたが、
でもやっぱり、人との垣根をぶっこわすには
お酒は便利なツールですよね。
何がいちばんおいしく感じられるのか、
ちょっといまお酒迷子です。
スパークリングワイン、いいですねぇ。
甘めの白ワイン、いいですねぇ。
赤ワインも、少しならいいですねぇ。
ビール。いいですねぇ。
日本酒。さわやかなのをいきたいですねぇ。
焼酎。芋とか泡盛とか、いいですねぇ。
冬は焼酎お湯割り梅干し入りもいいですねぇ。
グラスホッパーもいいですねぇ。
なんでもいいから、おいしいやつがいいですねぇ。
でもやっぱり…お酒って雰囲気じゃないですかね。
最近、ものすごく久しぶりに、バーに行ったんです。
バーって、いいですねぇ。
ひたすら、お酒と、トーク。
いいですねぇ。
しかしですね。
まずは！
バーに映える美貌を育てるべく、
寝ようと思います。
おやすみなさい。
おしりもちあげ宣言
一日じゅう外でお仕事した日は、
体が緊張していてなかなか眠る行動に移れない。
お風呂に入ればいいのだけど、
なんだか動きだせなくて
座ってカタカタやっています。
でもそろそろ 動きだしたい
お肌のカサカサ 限界
韻ふんじゃった。
ジョイマン、近くにライブしに来ないかな。
さぁ、おしりを持ちあげよう。
今日最後の仕事として。
わたしはどっこいしょと、おしりを持ちあげる。
いや、自分でおしりを持ちはしないから、
おしりを上げるべく、足の筋肉を使おう。
それを今日の最後の仕事としよう。
さあさあ、日をまたがないうちに！
座っているこのベンチをまたぎましょう！
さあさあさあ！
がんばれわたし！
がんばれがんばれわ・た・し！
よーし、いい感じ、その調子で腰をのばして、骨盤を立てて、
内ももにに力を入れて！
そう、そうよそうよ！
実際は、まだ座ってます。
この文章を書き終えたら、その次には立ちあがると、誓います。
あなたに誓います！！
それでは、また！
せーの！！
徒然記
おとといから急に寒くなった。
寒くなったと思ったらすいかをもらった。
この季節にすいか…とめんくらったが
食べてみると美味しかった。
食べものをくださるなんてありがたい。
もらいものでなんとか食いつないでいる我が家であります。
最近、1日1ポエムを始めた。
1日1まんがは大変だけど、1日1ポエムは大変じゃない。
まんがを毎日描くのは、大変だ。
なぜ大変かというと、わたしはさっさと絵が描けないからだ。
それに加えて、完璧主義者だからだ。
ポエムは息をするように書ける。
ポエムの推敲は大変じゃない。
頭の中で言葉を転がすのはおもしろい。
そりゃそうと
ポエムを書こうが書くまいが、日々は過ぎてゆく。
やることは雪崩のように押し寄せる。
もうわたしをほっといて！と言いたい。
畳の上に大の字で寝ていたい。
もしくは布団の中に丸まっていたい。
そんなこと書いている間に、夫と子どもはクリスマスツリーを飾った。
わたしもクリスマスにうきうきしたいわっ！
JOYはわたしを救う
夜中にちょっと不安で手がつけられなくなって
そっと蚊帳を抜け出した。
真夜中なのに煌々と灯りをつけて、
台所でYouTubeを見始めてしまった。
久しぶりにガーシーを見てしまった。
心はスースーするままだ。
クリープハイプのMVも見た。
依然、心はスースー隙間風。
Instagramに手を出した。
と、高知大道芸フェスで見たパントマイムアーティスト
「シルヴプレ」さんの投稿が目に留まった。
そこからだ、わたしの心のメーターが
下降から横ばい、緩やかな上昇へと変化し始めたのは。
シルヴプレさんのInstagramを見る。
シルヴプレさんのホームページも見る。
シルヴプレさんのYouTubeも見る。
シルブプレさんの奥さんの方ののぞみさんの一人芝居を見る。
シルヴプレさんの旦那さんの方の円盤家たけしさんの公演も見る。
わたしは、たけしさんのズーズー弁を聞きながらにんまりしていた。
ほお骨の上に薄くのった筋肉が、動き方を思い出したようだ。
さらに見る。
円盤家たけしさんの公演で、
ローリングストーンズのレコードジャケットが披露されたとき
ひとつの思いが頭をかすめた。
いそいそとブラウザを開き、ミックジャガーと打ち込み、
スペースキーを押したとき、それは出てきたのだ。
「ミックジャガー 肉じゃが」
わたしの頬骨の上には、たこ焼きができた。
なんでジョイマン出てきてくれたのよ。
いつだってわたしの味方かよ！！
心の声は、ちょっとふるえていた。
心のスースーは、止まっていた。
知るもんか。
どう思われようと。
なーにが不安だ。
そんなもん、ケトバしちまえ！！
走って体当たりして、跳ね返ってこいってんだ。
知るかってんだ！！
わたしは満足して、ブラウザを閉じた。
…
そういうわけです。
そんなふうに、今日も日本のどこかで、
ジタバタしている女がいるんです。
だから、ね。
安心して。
ひとりじゃない。
おかん
少し前、お向かいさんの畑でさつまいもの茎を取らせてもらった。
もうすぐ芋を収穫するから、茎も抜いてしまうから、とのこと。
さつまいもの茎は、実家では母が炒め煮にしていた。
その味がおいしかったので、わたしも炒め煮にした。
さっと茹でてから皮をむくと、爪が黒くならない。
生のままむくと、黒くなるのだ。
しかしながらこれはけっこう骨の折れる仕事で、
スーッと気持ちよく端から端まで一気にむけるものでもない。
途中までむいて、ポキンと折ってそこからまたむいて、と手間がかかる。
そして芋の茎は細い。
がんばってむいても、できるおかずはほんのぽっちりだ。
それでも、家族においしいと言われると、
また来年もやろうかなという気になるのである。
おかんってそういう生きものなんやな。
戦後っぽい食べものだけど、おいしいよ。
