考えるマカロニ

atsu-atsuの脳内のシナプスのお遊戯を文章化したものです。

宇宙のかけらが語ります。

いつもわたしの心が弱っているときに

ここにやってきてしまってごめんなさい。

たのしいときも来るのですが

なんだかポツンとしてしまってるときに

ここへ来たくなるんです。

不思議。

ここには場所なんてないのに、

ここはわたしの居場所になっている。

不思議だ。

 

不思議といえば、時間というものも不思議だ。

時間というものは、あっという間に過ぎる。

わたしがわたしらしく過ごしていたら、

時計の針はぐるぐる回っている。

時間って要るのだろうか。

できれば時間というものがなくなってほしい。

そうすればわたしは好きなだけ

ぼんやりすわったり

えんえん草をながめたり触ったりしていられるのに。

 

ああ、これからわたしはお皿洗いをするのだ。

手が荒れてひび割れて痛くても、

手の脂を奪うお湯を使って、豚の脂を洗い流すのだ。

それから歯を磨く。パジャマに着替える。

それから顔を洗う。スキンケアをする。

髪を梳かす。トイレに行く。

そしてやっと、布団に入れるのだ。

 

もう、ずっと布団に入っていたい。

ずっとずっと、入っていたい。

だけど明日は読書ボランティアで読む絵本を選びに図書館へ行く。

ポッドキャストの原稿も作るし、夫を整形外科に連れていくし、

いろんなやるべきことをやる。

やるべきこと…

やりたいこと…

そんなことについてあまり深く考えないほうがいい。

とくに夜。

夜はすべてを忘れて、

しがみついている記憶は背負い投げして窓の外へ吹っ飛ばして、

ただただ布団にやさしくされて、本を読んだり眠ったりするんだ。

それがいい。

 

明日はいい朝。