太郎さん
いつどうやって形成されたのかわからないが
いや、社会人になってから形成されたのかもしれないが
焦りに飲み込まれがちな性質がある。
昨日も泣きそうな気持ちだった。
子どもに助けられて気持ちが前を向きはじめ、
寝床でわたしをさらに勇気づけてくれたのが
太郎さんだった。
「自分の中に毒を持て」
この本はわたしのバイブルだ。
というほどいつも読んでいるわけじゃないのだけど、
困ったときに開くと必ず勇気をくれる。
「自信はない、でもとにかくやってみようと決意する。
その一瞬一瞬に賭けて、ひたすらやってみる。
それだけでいいんだ。また、それしかないんだ。」
「あっちを見たりこっちを見たりして、まわりに気をつかいながら、
カッコよくイージーに生きようとすると、人生を貫く芯がなくなる。
そうじゃなく、これをやったらだめになるんじゃないかということ、
まったく自信がなくってもいい、なければなおのこと、
死にもの狂いでとにかくぶつかっていけば、
情熱や意志がわき起こってくる。」
「うまくいくとか、いかないとか、そんなことはどうでもいいんだ。」
弱くなってきたら太郎さんの本を開こう。
自分を投げ出して生きよう。